トピックス

2021.08.03
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介護予防「ロコモ美立体操」

 介護予防「ロコモ美立体操」

長引くコロナ禍で外出機会が減る中、介護予防に体操は大変有効です。
当園では、ご入居者向けに、お体の状況などに応じて、4つの介護予防体操プログラムを提供しております。

その一つ、「ロコモ美立体操」は、付設のフィットネスクラブであるセントラルスポーツの講師による、ゆったりしたペースで運動したい方向けのプログラムです。
密を避けるため、別館の広い大ホールにて、間隔をあけ、検温・手指消毒等の感染症対策を実施したうえで開催しています。


↑大ホールにて

ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略語で、2007年に日本整形外科学会が提唱した概念です。
運動器症候群ともいい、加齢によって筋力が低下したり、関節や脊椎などの病気を発症したりすることで、運動器が衰え、日常生活の中で「立つ」「歩く」などの動作が困難になる状態をいいます。

そのような状態になることを避ける、または遅らせるよう、筋肉や関節の運動を、無理のない範囲で行います。

ロコモ美立体操は椅子に座っての体操が多いのですが、写真は、立って、歌舞伎の荒事の見得のような面白いポーズをしています。
これは、足を拡げて踏ん張ることで股関節が鍛えられ、背中を反らして背筋も伸び、また腕を拡げて肩の運動にもなるそうです。

こんなポーズをしながらの体操なら、楽しみながら介護予防ができそうですね。