「鬼は外〜福は内〜」 豆を撒いて福を招き入れ、鬼を追い払う「節分」。 節分は、春の始まりである「立春」の前日で、翌日から新しい季節が始まる区切りの日です。 昔は「季節の変わり目には邪気が入りやすい」と考えられたことから、邪気の象徴である鬼を追い払う行事が定着したそうです。 当園では、毎年、その年に新しく入った新入職員が鬼に扮して豆撒きの行事を行っていたのですが、コロナ禍の今年は、ご入居者の無病息災を祈願して豆のお振る舞いをさせていただきました。 ↑大食堂にいらしたご入居者に豆をお渡しする中村園長 お振る舞いの豆は、煎った大豆である福豆と、嚥下機能の弱られた方には柔らかい甘納豆をご用意しました。 (豆は歳の数だけ食べると良いと言われますが、ささやかなお振舞いです😅) ↑福豆 ↑甘納豆 節分の日の昼食メニューは恵方巻です。 恵方巻は、福を巻き込んだ太巻きを、その年の縁起のよい方角である恵方を向いて、願い事をしながら丸かじりするという、関西生まれの風習です。 ここ関東にも広まったのは2003年以降とか。 恵方巻には、七福神にちなんで7種類の具材を入れると縁起がいいと言われていますが、エデン流恵方巻は、 ・かにかまぼこ ・卵焼き ・きゅうり ・かんぴょう ・とびっこ ・桜でんぶ ・まぐろトロ の7種の具材を巻き込んでいます。 節分の日の昼食は、いつもより多くのご入居者にお召し上がりいただきました。 ↑今年の恵方は北北西! 福豆と恵方巻でたくさんの福が訪れることを祈願しつつ、新しい季節を皆さんで一緒にお迎えしましょう! ※写真はご本人の許可を得て掲載しております。