総園長　中村　哲也
 

2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。ご入居者、ご家族の皆様に多大なご支援をいただきながら、松戸ニッセイエデンの園は今年で節目の開園25年目を迎えることとなります。改めて皆様のご支援とご協力に感謝申し上げます。

 

さて、私自身の昨年を振り返ると、（皆様もそうかもしれませんが）何をするにしても、また何をしないにしても、いつも新型コロナウイルスのことを頭の片隅におきながら過ごさざるを得なかった1年間だったような気がします。

毎年12月にはその年の「年間流行語大賞」と「今年の漢字」が発表されていますが、昨年の「年間流行語大賞」は『3密』、「今年の漢字」は『密』でした。両方とも新型コロナウイルスに関連する同じような言葉が選ばれたわけですが、それだけこのウイルスは全世界を激変させ、我々の生活に大きな影響を及ぼすものとなってしまいました。

本来ならば2020年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界の国々から大勢の人々が集まり、手を取り合い、歓喜の声が響き渡るような、別の良い意味での『密』の状況が生まれる、日本にとっては記念すべき明るい年になるはずだったのですが・・・

しかし暗闇の中に一筋の光も見えてきています。アメリカやヨーロッパではワクチン接種が始まり、一定の効果が見込まれています。世界中の感染拡大が一日でも早く終息し、今年はもっと「親密」な世の中になることを心より期待したいものです。

 

今年は丑年です。2021年こそご入居者、ご家族様にとって楽しいことがぎゅ～っと詰まった 昨年よりもぉ～と良い一年になるよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。