介護予防「ロコモ美立体操」
長引くコロナ禍で外出機会が減る中、介護予防に体操は大変有効です。 当園では、ご入居者向けに、お体の状況などに応じて、4つの介護予防体操プログラムを提供しております。 その一つ、「ロコモ美立体操」は、付設のフィットネスクラブであるセントラルスポーツの講師による、ゆったりしたペースで運動したい方向けのプログラムです。 密を避けるため、別館の広い大ホールにて、間隔をあけ、検温・手指消毒等の感染症対策を実施したうえで開催しています。
↑大ホールにて ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略語で、2007年に日本整形外科学会が提唱した概念です。 運動器症候群ともいい、加齢によって筋力が低下したり、関節や脊椎などの病気を発症したりすることで、運動器が衰え、日常生活の中で「立つ」「歩く」などの動作が困難になる状態をいいます。 そのような状態になることを避ける、または遅らせるよう、筋肉や関節の運動を、無理のない範囲で行います。
ロコモ美立体操は椅子に座っての体操が多いのですが、写真は、立って、歌舞伎の荒事の見得のような面白いポーズをしています。 これは、足を拡げて踏ん張ることで股関節が鍛えられ、背中を反らして背筋も伸び、また腕を拡げて肩の運動にもなるそうです。 こんなポーズをしながらの体操なら、楽しみながら介護予防ができそうですね。