<現在までのキャリア> 浜松生まれ、浜松育ち。 大学卒業後、聖隷福祉事業団に入職。 宝塚エデンの園、法人本部総務部、同人事部、聖隷浜松病院(経営企画室)、法人本部総合企画室(室長)を経て、2022年4月より当園総園長に就任。主に事務・企画部門を歩んで今日に至る。 <現在の業務内容> 定例業務としては、月1回の園長相談やお誕生日訪問、各種会議への出席、園内イベントでの挨拶。予算・人事管理、園内運営全般の決裁業務 等。
※大食堂前でご入居者と。 可能な限り、朝食・夕食時に大食堂前で 皆さまにご挨拶をしています。
実は学生時代から有料老人ホーム事業に興味があったので、再び有料老人ホームに戻ってこられたことをとても嬉しく思っています。その一方で、総園長という身に余る大役を引き受ける責任をひしひしと感じています。 今、松戸ニッセイエデンの園のことを猛勉強中ですので、いろいろ教えてください。 そして、まずはご入居者の皆さまのお話を伺うことを最重要課題としております。皆さまからもお気軽にお声がけいただけますと、大変嬉しいです。 しかし、慌て者ですので先走って空回りしていることもあるかもしれませんので、ご容赦ください!
※2018年アメリカの病院視察の時、 自由時間にホワイトハウスの前で。
学生時代に「高齢社会の日本において、将来、有料老人ホーム事業は非常に重要なものになる」と考え、福祉関係の業界に的を絞って就職活動をしました。短期間ですが、有料老人ホームの生活サービスのアルバイトをしたこともあります。 聖隷福祉事業団への就職を決めた理由は、総合病院や福祉施設を多数運営しているので医療と福祉の相互連携が取れているのではないか、また、日本有数の社会福祉法人なので職員教育制度も充実していて、「社会から評価される有料老人ホーム運営」ができるのではないかと考えたからです。
※外出される介護居室のご入居者と談笑する園長
聖隷福祉事業団に「事務職」として採用されましたが、人事課長にエデン勤務の希望を出しました。すると、「介護職しか空きがないがそれでも良いか?」と聞かれ、やってみたい!と希望して、宝塚エデンの園に介護職として配属になりました。 しばらくして夜勤も担当するようになった頃、認知症のご入居者が、夜間落ち着かず、一晩中診療所内を徘徊されていたことがありました。私が何度も居室へ戻ってお休みいただくように働きかけましたが、その方の徘徊は一晩中続きました。 その時の私は、その方に眠っていただくことしか考えていませんでした。しかし後で振り返ってみると、その方には、私の言動が強制のように感じられたかもしれません。何故徘徊をするのか、その方の普段の行動はどのようかなど、その方をよく知った上で対応しないと、強制となり、更に徘徊を悪化させかねません。技術だけではなく考え方として、「ご本人の尊厳を守っていく」ということがいかに重要かを学びました。 新人の頃の介護職の経験が、仕事をする上での私の「核」となっています。
学生時代、神戸港のレストラン船でアルバイトをしていました。神戸港から明石大橋が見える沖合まで周遊し、船上でフランス料理とワインが楽しめるという、観光地神戸らしい船です。船上結婚式や企業の宴会などのパーティもたくさんあり、華やかな職場でした。 私は料理や飲物を配膳するウェイターでしたが、シャンパンのコルク栓を抜く時誤って盛大に飛ばしてしまったり、お皿をコンテナごと階段から落として割ってしまったり、様々な失敗談があります。 アルバイト仲間は仲が良く、お互いに教え合い助け合ったりして、学生バイトにも関わらず、宴会を取り仕切るなどレベルの高い業務もこなしました。アルバイト仲間とは今も交流があり、私の大切な仲間となっています。
※週末に作った切り干し大根、コールスローサラダ、 焼きそば
週末は本を読みます。司馬遼太郎「街道 をゆく」シリーズは、その土地が、歴史的にどのような役割を持ち、どのように発展したのかが描かれているので、特に好きです。 また、関東に住むのが初めてなので、近隣散歩に出掛けています。ゴールデンウイークには、スカイツリーや浅草まで足を延ばしてみようと思っています。 他にも、初めての単身赴任のため料理を修行中です!ですが、自分で作る食事はなかなか美味しくできません。料理好きのご入居者の皆さま、ぜひ教えてください! 好物は魚、スイーツ、ワインです。炭水化物系も大好きなので、太らないように、副園長と“腕立て・腹筋同好会”を結成しました。今のところ毎日継続していますが、さて、いつまで続くことやら??
※管理者会議(左から管理師長・園長・副園長)
※大食堂前に飾られている額縁 この言葉を大切にしてまいりたいと思います。
松戸ニッセイエデンの園は、おかげ様で開園 25周年を迎えました。当園は、開園以来「安心、健康、生きがい」を一体的 に提供するというコンセプトを大切に掲げてまいりました。 その結果、ますます多くの皆様よりご支持をいただいており、心より感謝申し上げます。私は、松戸ニッセイエデンの園のコンセプトの実現が有料老人ホーム事業の社会的な価値であると考えており、それは私が学生時代より目指してきたものです。 これからも、ご入居者の皆さまに、より一層の「安心、健康、生きがい」をご提供し、「ここを選んで良かった」と思っていただけるような園づくりに努めてまいりたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。