ニッセイ聖隷健康福祉財団について

設立背景

公益財団法人ニッセイ聖隷健康福祉財団は、日本生命保険相互会社の創業100周年と社会福祉法人聖隷福祉事業団の創業60年を記念して、1989年7月に設立されました。

日本生命ロゴ

社会福祉法人聖隷福祉事業団ロゴ

1985年(昭和60年)には高齢者(65歳以上)人口比率が10%を突破し、本格的な高齢社会に突入しました。この年から、高齢社会に向けて国の制度改革や法整備の動きもスタート。社会・経済の広範な領域にわたり、高齢化のもたらす諸課題についての調査研究の充実と、それら成果の速やかな実践が、官民あげての課題となりました。
当財団の設立は、両法人のノウハウを結集して、こうした社会的要請にいち早く答えようとしたものです。

理念

私たちは、財団の理念である「だれもが安心して、安全に、健やかに、そして生き生きと生活できる、より良い地域社会づくり」に向け、さまざまな高齢者生活支援システムの創造にチャレンジし、実践を通じて実証していくことを使命と考えています。

だれもが安心して、安全に、健やかに、
そしていきいきと生活できる、
より良い地域社会づくり

より良い地域社会のイメージ画像

事業内容

当財団は上記に掲げた理念をめざし、これまで奈良県と千葉県において、厚生労働省の施策「ふるさと21健康長寿のまちづくり事業(通称、WAC事業)」の具体化である2つのモデル事業を実践しています。また、幅広い調査研究活動や、介護福祉士などの育成のための奨学金助成を行っています。

公益財団法人への移行


公益財団法人の認定証
(2013年4月)

財団設立より24年が経過した2013(平成25)年4月には、設立当初より実施している調査研究事業、奨学金助成事業に加え、WAC事業に基づく複合施設の一体整備と、より地域に開かれた事業展開が公益性を満たすと評価され、内閣府から公益認定を受けて「公益財団法人」に移行いたしました。

財団設立30年を迎えて

ニッセイ聖隷30年のあゆみ

2019(令和元年)年7月、当財団は設立30周年を迎えました。平成の時代ともに駆け抜けた30年。激変する高齢者福祉の世界で、私たちは様々な先駆的な事業を行ってきました。これからもその歩みを止めず、経営理念である「だれもが安心して、安全に、健やかに、そしていきいきと生活できる、より良い地域社会づくり」を目指して、これからも挑戦し続けてまいります。

ニッセイ聖隷30年のあゆみ