2025年8月27日(水)に杉村 靖彦 教授(京都大学大学院 文学研究科)を講師にお迎えして、ふれあいプラザとしては初めての哲学講座を開催しました。
先人の優れた思想に触れ、想いを巡らせることは、人生を豊かにすることに繋がるのではと考え、ふれあいプラザが昨年から温めてきた企画です。
地域の方も含め定員を大きく上回るお申込みをいただき、当日は満席となり、杉村 靖彦 教授の登壇を待つ皆様の後ろ姿からも、期待の大きさが伝わってきます。

今回、杉村 靖彦 教授には、「あなたをおぼえている」―「魂の世話」と記憶のゆくえ をテーマにお話をいただきました。
「哲学」とは知を愛し求めること、というお話に続き、ソクラテスの考えた「魂の世話」や記憶について、引用を紹介しながら詳しく説明していただきました。
ご参加された方からは「京都大学の偉い先生のお話を近くで聞くことができてありがたいです」、「普段このようなお話を聞く機会は滅多にないので、次回があるならまた参加したいです」といったお喜びの声が寄せられました。
ふれあいプラザでは今後も「学びを幸福に」を念頭に、皆様に喜んでいただける文化教養講座を考えて参ります。
講師:杉村 靖彦 氏(京都大学大学院 文学研究科 教授)
【ご経歴】
1996年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程(宗教学専攻)修了
京都大学博士(文学)
1998年 京都大学文学研究科助教授
2014年 大阪医科大学非常勤講師(宗教学セミナー)
2017年 京都大学大学院文学研究科教授