2026.09.19
クリニックお知らせ
CTボリュームパフュージョンの導入について

CTボリュームパフュージョン(CT灌流画像:CTP)は、
造影剤*の時間的濃度変化から脳組織の局所的な血行動態を評価する画像検査です。
急性期脳梗塞の診断において、救命可能な脳組織(ペナンブラ)と、
すでに可逆的なダメージを受けた壊死組織(コア)を区別する重要な役割を果たします。
このたび当クリニックでは、このシステムを用いた解析を行うことが
できるようになりました。

造影剤を使用する検査になります。

【主な解析パラメータ】

・CBF(局所脳血流量):単位時間あたりに脳組織を流れる血液量
・CBV(局所脳血液量):脳組織内に存在する実際の血液量
・MTT(平均通過時間):血液が脳組織を通過するのにかかる平均時間
・TTP(最大到達時間):造影剤濃度が脳組織においてピークに達するまでの時間

パフュージョン解析に加えて、頭部CTA(頭部血管撮影)により、立体画像表示で
血行動態を観察することが可能になります。


↑頭部CTAの表示例



↑頭部CTPの表示例
 赤色:血液量が多い
 青色:血液量が少ない