トピックス

2022.09.07
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~自分らしい人生の最終段階(終末期)を過ごすために~
「リビング・ウィル」についての勉強会が開催されました。
~自分らしい人生の最終段階(終末期)を過ごすために~ 「リビング・ウィル」についての勉強会が開催されました。
松戸ニッセイエデンの園では、ご入居者のみなさまが、人生の最終段階(終末期)を迎えられたときに、その方の価値観に沿った最良の医療とケアを提供したいと考えております。

そのために、ご入居者のみなさまが、お元気なうちから、ご自身の『人生の最終段階の医療およびケア』について考えたり、ご家族や園職員と話し合うことをおすすめしております。



勉強会では、付設クリニック所長と管理師長より、現在松戸ニッセイエデンの園で提供している終末期の医療と看取りケアについてご説明しました。
また、終末期に受けたい医療やケアについて、ご自身のお考えをまとめていただくために、下記の説明もいたしました。
・老衰と死の過程について
・終末期で検討されることの多い医療(心肺蘇生、胃瘻造設など)
・松戸ニッセイエデンの園「人生の最終段階における医療およびケアについての要望書」についての説明と提出の流れ


↑講師の管理師長と付設クリニック所長

勉強会終了後の要望書提出の流れは、以下の通りです。
①皆さま個々にじっくりお考えいただき、ご希望の方は、希望する医療とケアについて、要望書にご記入いただきます。
②管理師長が個別に面談をさせていただき、質問や相談をお受けします。
③管理師長が要望書の内容やご家族との話し合いの内容を確認し、ご入居者と管理師長で署名をいたします。
④付設クリニック所長または副所長が面談して内容を確認の上、所長(副所長)が署名をいたします。
⑤要望書は、ご本人および付設クリニックで保管いたします。(変更、取消しも可能です。)
⑥ご入居者が看取り期を迎えられた際には、ご本人および身元引受人様を交え、チームで、ご本人のご要望に沿った医療とケアの方針を決定し、実行していきます。

自らの人生の最終段階という、向き合うことに少し勇気のいるテーマにもかかわらず、ご参加された皆さまは真剣な眼差しで聴講されており、そのご様子がとても印象的でした。



松戸ニッセイエデンの園では、これからも、お一人おひとりが自分らしい人生の最終段階を過ごしていただけるよう、お手伝いをしてまいりたいと考えております。


記事提供:松戸ニッセイエデンの園 募集広報室