9月の味の旅は「愛知県」
今回は愛知県の郷土料理より、
「味噌カツ」を提供いたしました。
とんかつ屋さんで置かない店はほとんどなく、特に名古屋でポピュラーなため“名古屋めし”とも呼ばれる料理です。
とんかつに八丁味噌やカツオだし、砂糖などをベースにした独特のたれをかけたもので、一説によると、終戦直後に飲み屋のカウンターで、ある客が、手にした串カツを「どて鍋」の味噌に浸して食べたところとても美味だったため、この食べ方が広がったのだそう。
一部の食堂では、とんかつを注文すると「味噌かソースか」を問われることもあるようです。
小鉢には、こちらも名古屋名物のあんかけスパゲティ、通称「あんかけスパ」をモチーフとしたメニューを提供いたしました。
「あんかけ」の「あん」は、お肉と野菜をよく煮込んだスパイシーなソース。
太めの麺に良く絡み、病みつきになってしまうという「あんかけスパ」を再現してみました。
~御献立~
・味噌カツ丼
・とろろ昆布と三つ葉のすまし汁
・名古屋あんかけスパ風
・冬瓜の冷やし鉢
カツの食感を楽しんでいただけるよう、なるべく出来立てのご提供に努めました。
ご入居者の皆様からは「味噌カツが熱々、サクサクでとても美味しかった」「味噌カツの味噌だれがとても美味しかった」
「冷やし鉢など小鉢との組み合わせも良かった」など、ご好評の声をいただきました。