３月３日は雛祭り。この日の夕食のAメニューは、雛祭りに因んだメニューをご提供いたしました。
（松戸ニッセイエデンの園のお食事は、主菜をＡとＢの2種類からお選びいただきます。）

～御献立～
・鮭の白酒焼き
・蕪の海老あんかけ
・菜の花のからし和え
・蛤の潮汁
・御飯
・いちご

白酒（しろざけ）とは、古代中国で上巳（じょうし）の節句（桃の節句）に飲まれていた、桃の花びらを漬けたお酒「桃花酒（とうかしゅ）」に代わって登場した、雛祭りの伝統酒です。もともとは、桃が邪気を祓い、長寿をもたらすことから、古代中国では桃花酒が飲まれており、日本にも伝わりました。しかし、日本では江戸時代に、焼酎やみりんに蒸したもち米と麹を加えた「白酒」というお酒が好まれ、以降雛祭りには白酒が飲まれるようになったといわれています。

鮭の白酒焼きは降り塩をして臭みを取り除き、高温のオーブンで下焼きを行います。淡雪状に立てた卵白と白酒をさっくりと混ぜて下焼きした鮭にのせ、色付かないようにやや低温で焼き上げています。ほんのり優しい甘みがあり、ふんわりとした食感が楽しめる一品に仕上げました。



記事提供：松戸ニッセイエデンの園　食事サービス課