松戸ニッセイエデンの園の介護居室にて、一般居室にお住まいのご入居者がボランティアで“フルートとギターのコンサート”を開催してくださいました♪
コロナ禍以前は、このようなコンサートも時折開催されていましたが、今回は久しぶりの開催となりました。

曲目は、「ロミオとジュリエット」や「枯葉（越路吹雪）」、また日本の歌の中から「ふるさと」、「瀬戸の花嫁（小柳ルミ子）」などなど、平均年齢90代の介護居室のご入居者にとって馴染みのある曲を中心に、演奏していただきました。



会場は3号館2階の介護フロアのデイルームで、天井が高いため音響が良く、フルートの響き渡る澄んだメロディとギターの優しい伴奏に、皆さん聴き入っておられました。



言葉を発することの少ないご入居者が演奏に合わせて口ずさんだり、普段落ち着かないご様子であることが多いご入居者も終始穏やかな表情で過ごされていたりと、やはり生の演奏は心に届くものなのですね。
「この歌知っているよ」と、“瀬戸の花嫁”を口ずさむご入居者の笑顔を見て、職員もとても穏やかな気持ちになりました。
また、演者のお二人も、「声を出して歌う方、声にならずとも口を動かされている方など、楽しんでいらっしゃる様子がわかり、音楽っていいなと改めて感じられる機会でした」とおっしゃっていました。

この日は、介護居室のご入居者および職員一同、芸術の秋にふさわしい午後のひとときを過ごすことができました。
ボランティアで演奏してくださったご入居者のお二人に感謝申し上げます。
どうもありがとうございました！


※写真は、ご本人の許可を得て掲載しています。