8月の味の旅（昼食）は「京都府」

　京都は、三方を山で囲まれた盆地に位置し、1200年を超える悠久の歴史の中で様々な文化を育んできた、日本人の心のふるさとともいうべき都市です。
南北にかけて帯状に広がる市域の約4 分の3 を山林が占める京都市では、残る約4 分の1 の面積に、御所を中心とした市街地が広がっています。盆地特有の気候のため、寒暑の差や昼夜の気温差が大きく、四季の変化にも富んでいます。
そんな京都の代表的な食材には、中部地域で栽培や加工が盛んな丹波黒豆大豆、丹波栗、納豆などの黒豆や小豆などがあります。
また、伝統的な農産物の京野菜、宇治抹茶、丹後ちりめん、全国では珍しいトリガイの養殖も行われています。


　～御献立～ 
・九条ねぎのきつね丼
・手毬麩と三つ葉のすまし汁
・キャロットラペ
・丹波産きなこのムース


油揚げと九条ねぎを甘辛く煮てご飯にのせたきつね丼。デザートには丹波産のきなこを使用したムース。京都の食材を取り入れ、京都の郷土料理をモダンにアレンジしてお楽しみいただきました。